寒川町コミュニティバス「もくせい」号 - 2014.09.28 Sun
寒川町コミュニティバス「もくせい」号が運行されています。
2000年頃の規制緩和に伴い、
寒川町内のバス路線の多くも廃止されました。
その路線廃止に伴い北部を中心に交通空白地帯が生じ、それを救済すべく
寒川町がコミュニティバス「もくせい」号の運行を始めました。
寒川町コミュニティバスは3ルートで走行しています。
9月末までは、倉見・宮山といった北西部を循環する北ルート、
小谷・大蔵・岡田といった北東部を循環する東ルート、
中瀬・大曲・田端・一之宮といった南武を循環する南ルートの3つです。
ところが10月に再編されます。
まず10月1日から海老名駅~寒川駅で路線バスの実証運行が始まります。
これにより一部路線が重複する北ルートが9月末をもって運休となります。
また北ルートに替わり、10月6日(月)に倉見大村ルートが新設されます。
バス要望があるにもかかわらず、道路が狭いため北ルートでも走行しなかった
大村地区を小型車両(ジャンボタクシー)に置き換え走行するというもので、
寒川駅から大村地区を通り倉見・宮山を経由する循環バスです。
ジャンボタクシー車両なので8人乗りです。
運行会社はバス会社の神奈川中央交通(神奈中)から
タクシー会社の香川第一交通に変更になります。

10月1日から海老名駅~寒川駅の路線バス実証運行がスタートするのに伴い、
9月30日をもって運休となる北ルート(廃止ではありません)。
次に南ルートの短縮。
現在寒川駅から大曲・田端・一之宮地区を経由して循環してますが、
これを9月末をもって路線バスと重複する区間を廃止して、
寒川駅と一之宮地区(主に旧西寒川駅周辺)を循環するルートに短縮します。
車両も新設される倉見大村ルート同様、小型車両に置き換えます。
南ルートも運行会社が香川第一交通に変更になります。

残る東ルートは利用者の定着もあり現状維持です。
バス車両も従来同様の小型バス車両三菱ふそうエアロミディMEで、
運行会社も引き続きバス会社の神奈川中央交通(神奈中)が担当します。
あと寒川町コミュニティバス全体では運賃が値上げされます。
現在大人子供同額100円均一だったのが150円に値上げされます
(ただし小学生以下と障害者は100円)。
寒川駅での乗り継ぎサービスは継続されます。
ということで寒川町コミュニティバスは、
9月30日をもって北ルート・南ルート終了、
10月1日から運賃変更、海老名駅~寒川駅の路線バス実証運行開始、
10月1日~3日のコミュニティバスは東ルートのみ運行、
4・5日は土日のため運休、
6日から既存の神奈中バス委託の東ルートに加え、
香川第一交通委託の倉見大村ルート・新しい南ルートの運行開始となります。
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