江ノ電江ノ島折り返しと小田急片瀬江ノ島駅新駅名標。 - 2014.07.15 Tue
一部の時間帯で江ノ島~稲村ヶ崎を運休、藤沢~江ノ島、稲村ヶ崎~鎌倉で折り返し
運転があるというので、藤沢に行ってついでに見てきました。
江ノ電は江ノ島~腰越で路面電車みたいに一般道路の上を江ノ電が通り
(一般道路の上を走るところ、海、宅地ギリギリを走る感じが江ノ電の醍醐味でしょうが)、
天王祭の神輿もそこを通り、重なるので江ノ電のほうが安全のために折れたのでしょう
(昔は天王祭の最中も江ノ電が走ったとか)。

茅ヶ崎駅でJR相模線から東海道線へ乗り換え。
東海道の電車は最新形式E233系、奥には相模線205系500番。

東海道線を藤沢で降りて南口方向を撮影。

江ノ電藤沢駅は小田急百貨店藤沢店2階に入っています。
小田急百貨店は昔江ノ電百貨店でした。

天王祭に伴い江ノ島~稲村ヶ崎が2回区間運休になりますが、
最初は14時頃からの30分間、2回目は16時半頃からの30分間でした。
で、時計を見ると14時を回ったので最初の区間運休時間帯に入りました。
ここからしばらくは藤沢に着いたら折り返し江ノ島行となります。
藤沢からの江ノ島行は普段は最終電車でしか見ることができないので珍しいです。
しかも2両。ほとんどの電車は4両なのでこれもまた貴重です。
電車は1000形新塗装。個人的には旧塗装よりもこっちのほうが好きです。
折り返し運転中は小田急・JR(藤沢~大船~鎌倉)・湘南モノレールで
振り替え輸送がありました。
藤沢は毎時0・12・24・36・48分発と12分間隔で発車2分前位に到着して、
速攻で運転士と車掌が入れ替わりますが、時計を見ると14時4分、
天王祭の影響で6分程度遅れた様です(安全確認による徐行でしょう)。

1回目の折り返し運転を見送り今度は2回目の折り返し運転を見に来ました。
藤沢駅で硬券入場券を買うと駅員お手製のイラストカードが貰えるみたいです。
(銚子電鉄の手焼きせんべいみたいに1枚1枚描くのではなく、
1回描いて印刷するのでしょうが)
入場券のおまけでくれる記念台紙は駅ごとに違う様です。
硬券は厚紙みたいな切符のことで券売機が普及する前は切符といえば
これで窓口で当たり前の様に売ってました。
江ノ電の入場券は大人190円小児100円(鎌倉駅のみ大人140円小児70円)。

江ノ電の路線図・時刻表・観光マップ。
江ノ電は定期利用客の比率が低く非定期利用客が多い様です
(観光等の浮動票を当てにしないといけない)。

江ノ電藤沢駅の駅名標。

電車が発車するとご覧の通りガランとします。
ところが数分するとお客さんが次から次へとやってきます。
時刻は16時半に近づき、この後の電車から江ノ島行となります。

江ノ島といえば観光記念のメダル販売機という記憶が焼き付いています。
私の頭の中ではメダル販売機=江ノ島=場末の観光地で繋がってます。
江ノ電藤沢駅のホームにもあるんですね。

折り返し江ノ島行となる10形。しかも2両編成です。
江ノ電は普段4両で走るので江ノ島行&2両は非常に珍しいです。
これに乗って江ノ島まで行きます。
席は埋まり立ち客もいましたが、立ちスペースに余裕がありました。
16時前に来た時は6分程度の遅れで折り返していきましたが、
時が過ぎるにつれて次第に遅れが大きくなり、
この電車は15分程遅れて藤沢駅を発車したと思います。
遅延発生中の運転士と車掌はダッシュで折り返してすぐさま発車してました。
この電車は急いでもしょうがないと諦めたか数分停まり駅員・乗務員も急ぎませんでした。
(江ノ電は上りと下りが同じ線路を走る単線なので急いで発車しても
途中の駅で反対の電車とすれ違いができないなら急いでもしょうがない)。

江ノ島駅鎌倉方面ホームに到着。奥の留置線には2000形がちょこんと控えてます。
途中の鵠沼駅では藤沢行を待つ為に数分待ちました。

藤沢方面ホームから10形を撮影。

祭の中を走って鎌倉方面から江の島へ向かう1100形スキップえのんくん号。
おととし江ノ電鉄道開業110周年&バス開業85周年を記念して作られたラッピング列車。
江ノ電のマスコットキャラクターえのんくんと鎌倉・江ノ島の風物が描かれています。
電車のいるところは一般道路の上を走ってます。
この後鎌倉からの電車も運休となったでしょう。

(左)鎌倉方面ホームに来た江ノ電最新形式車両500形。
(右)一旦車庫に入ってから藤沢方面ホームに来た10形。
折り返し藤沢行となるのでしょう。

藤沢市の象徴、江ノ島。
暖かい風が運ぶ潮の香りがたまりません。
寒川から近い所にこんな風光明媚なところがあって良かったと思う次第です。
(遊びに来る分にはね。住むとなると話は全く変わります。
あの辺にお住まいの方はいろんな意味で大変でしょう)。
ただ冬になると冷たい風が厳しくうら寂しいです
(だから冬のシーズンは江ノ電の含めてお客さんが少ない)。
「湘南」地域の空は高くて明るいので好きです。
曇っていても雨降っていても空が明るいのが良いです。
ちなみに地元の方はあまり自分で「湘南」を名乗らないと思います。
「湘南」よりも固有の地名じゃないでしょうか?
個人的に江ノ島界隈や江ノ電沿線はよそ者やマスメディア等が
勝手に「湘南」イメージ・「湘南」ブランドを作り上げてそれをなぞってる気がして、
(♪「鎌倉物語」をBGMに海が見える気取った飲食店を紹介するとかそんな感じ。
J-WAVEが田舎者が幻想する大都会東京をなぞって気取るのと同じ気がして)
「写楽くせえ」と敬遠してたのですが、実際江ノ島界隈に来ると良いですね。

竜宮城の駅でお馴染み、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅。
ここが終点であり起点であります。
フジテレビのジマングという番組のスタッフ陣が若いお姉さんにインタビューしてました。
江ノ電江ノ島駅から歩いて10分程です。江ノ島や海は片瀬江ノ島駅のほうが近いです。
江ノ島駅と片瀬江ノ島駅の間はお土産屋と高層マンションが並んでいます。
ちなみに大船から伸びてる湘南モノレールの終点湘南江の島駅は江ノ電江ノ島駅の
更に裏手(山側)にあります。

片瀬江ノ島駅の駅名標が新しいデザインに交換されました。
3番線(降車ホーム)の屋根下にぶら下がる行燈式・電照式・内照式駅名標。
LEDで中から照らしているそうです。
日本語・英語の他に中国語・韓国語表記もあります。

3番線藤沢寄り屋根無しホームに直立するタイプの駅名標。

2番線(乗車ホーム)の屋根下にぶら下がる行燈式・電照式・内照式駅名標。
電車を挟んで3番ホーム(降車ホーム)と2番ホーム(乗車ホーム)があるので、
駅名標の向きが逆になっています。片瀬江ノ島まで来る電車の多くは6両で、
基本的に6両まで停まれる2・3番ホームに着きます。
まれに来る10両編成は1番ホームにしか対応できません。

2番線藤沢寄り屋根無しホームに直立するタイプの駅名標。
撮影してませんが、鵠沼海岸駅と本鵠沼駅の駅名標も
新しいデザインに交換されました(ただし中国語・韓国語表記無し)。
藤沢駅の駅名標は従来の主要駅タイプ(青線の中に英語と韓国語表記)のままでした。
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