茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」その2 - 2014.01.11 Sat
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「えぼし」号の中に北部循環市立病院線というのがあり、
その北部線には何通りかのコースがあり、
北部線は便によってコースを変えて、運行されていました。
ところが昨年12月21日に北部循環市立病院線の変更が行われ、
コースは新設された新芹沢コースと既存の北部ルートのみとなり、
廃止されたコースを持つ小出地区では予約型乗合バスが開始されました。
ここで取り上げるのは変更前のもので、昨年夏に撮影したものです。

北部循環市立病院線でよく使われる日野の初代ポンチョを市立病院で撮影。

初代ポンチョを後ろから。

初代ポンチョの側面。経路を表示する幕は変更前のものです。

市立病院にある茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし」号の路線図。
変更前に撮影したものなので、今は書き換えられてることと思います。
「えぼし」号は市立病院を起点に、茅ヶ崎市内の東西南北にバスを走らせてます。

今は亡き北部循環市立病院線の芹沢台田コースに乗ると、
茅ヶ崎市の北限、藤沢市との市境そばを走り、芹沢城之腰バス停を通りました。
このバス停で降りると藤沢市にある慶応大学バスターミナルまで
徒歩約10分で行けました。このバス停は北部線の変更に伴い廃止されました。
ちなみに慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)へは
芹沢城之腰の一つ手前、芹沢細谷入口で降りると徒歩10分程で行けました。
芹沢細谷入口バス停は北部線変更による新芹沢コース新設に伴い南側に移動し、
SFCへは芹沢台田または移動した芹沢細谷入口から徒歩15分程歩くことになり、
また慶応大学バスターミナルへも徒歩15~20分程見ないといけないので、
少し遠くなりました。「えぼし」号でSFCに通う学生にとっては不便になったことでしょう。
実際SFCの学生らしいのが降りてましたから。


今は亡き芹沢城之腰バス停周辺です。
さすがに茅ヶ崎市の北の果て、木々や農村風景以外何も無いです。
世間一般の方がイメージする「湘南」「海」「烏帽子岩」「サザン」の
茅ヶ崎から遠くかけ離れています。
画像から更に右のほうに進むと藤沢市との市境になり、
市境を超えると道路が市境に沿って敷かれ、
道路の奥にちょっとした丘があり、そこにSFCがあります。

繰り返しになりますが、「えぼし」号は市立病院を起点に
茅ヶ崎市内東西南北に路線が広がってまして、北部循環市立病院線以外の路線では、
日野2代目ポンチョが使われる傾向にあるみたいです。

茅ヶ崎駅南口で撮影した2代目ポンチョ。

「えぼし」号の起点市立病院から道路を挟んだ隣に
神奈川中央交通(神奈中)茅ヶ崎営業所があり、
茅ヶ崎市は「えぼし」号の運行・管理をそこに委託しています。

神奈中は全国でも珍しい2両連結した連接バス
(神奈中では「ツインライナー」という愛称)を導入しており、
湘南台駅~慶応大学、厚木バスセンター~厚木アクスト、
町田バスセンタ~山崎団地で運用されてますが、
湘南台駅~慶応大学で使われるツインライナー車両は茅ヶ崎営業所が担当します。

神奈中茅ヶ崎営業所遠景。

「えぼし」号の回数券。
50円×22枚の1100円使えて発売額は1000円です。
これの他に40円券×22枚の880円使えて発売額800円のもあります。
(「えぼし」号は200円(子供100円)均一路線と
一部150円(子供80円)の区間や150円(子供80円)均一路線があるので、
800円のは150円の区間や路線の子供対応だと思われます。)

回数券裏面。

「えぼし」号は市立病院で他の便に乗り継ぎができまして、
市立病院で運転手に乗り継ぎした旨を伝えると、乗継券がもらえます。
これを持って別路線に乗り継ぎができます(同路線は不可)。
「えぼし」号には200円均一の路線と、一部150円区間や150円均一路線があり、
200円均一の路線から他の路線に乗り継ぐ時は差額無しで乗り継げますが、
150円区間または150円均一路線から200円均一路線に乗り継ぐ時は
乗り継ぎ先のバスで乗継券と差額50円を払って乗ることになります。
同路線間での乗り継ぎができない、路線による運賃の相違がある理由から、
乗継券には路線名が入っています。

乗継券裏面。
乗継券は日によって色を替えてるみたいです。大学の出席票を思い出しました。
乗継券に日付印が押され、日付印当日に限り乗り継ぎができます。
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