ラジオ日本ベリカード - 2013.11.13 Wed
ラジオ日本からベリカードが送られてきました。

ベリカードの図柄は横浜の大桟橋から撮影したみなとみらい地区です。
ラジオ日本は神奈川県の県域放送として放送免許が与えられたAMラジオ局で、
本社が横浜市なので、横浜・神奈川県のラジオ局であるというアピールでしょうか?
ただほとんどの機能は東京支社が担ってるらしいです。
受信報告書も東京支社に送りました。
中央に「ラジオ日本」のロゴがあり、左になんだろうくんがいるのは、
ラジオ日本が日本テレビの子会社だからです。
雲の縁取りの中に文字が書かれていて、上段に大きく"Now On Air"
下段に小さく"JORF 1422KHz 50kW(D)"とあります。
下段の"JORF"はコールサイン、"1422KHz"は周波数、"50kW(D)"は出力です。
コールサインは無線局を識別する為の符号で、放送局には必ず与えられています。
(D)とは指向性を持たせているということです。
川崎市の多摩川河川敷という東京に限りなく近いギリギリ神奈川県というところに
送信アンテナを置き、東京都等からもリスナーを獲得しようともくろんだのでしょうが、
あくまで放送免許の対象は神奈川県に限定されるので、越境受信を抑えるべく、
神奈川県方向に指向性を持たせ、東京都方向には弱い出力で送信する様、
当時の郵政省から行政指導を受けたみたいです。

ベリカードをひっくり返すと、氏名と受信した日時が書かれています。
受信状況ですが、寒川は放送エリアながらもラジオ日本の電波はあまり強くないです。
個人的感覚ではAMはNHK第2・第1・ニッポン放送(AMステレオ受信可)の順に強く、
やや強いのがラジオ日本(5段階で4)、その後にTBS・文化放送と続きます。
NHKは埼玉県の久喜菖蒲から第2が500kW、第1が300kWと大出力で送信してますし、
ニッポン放送は木更津から100kWで海を渡って高層ビル等の障害物が少ないところを
通るのでクリアに聴け、ラジオ日本は出力が弱くて、TBSは戸田から
文化放送は川口から100kWで東京都心の高層建築物が多いエリアを通って来るので、
ここでは電波が弱くなります。
文化放送に至っては昼間も弱くて、夜になると混信してほとんど聴けないでしょう。
そういう訳で民放AMラジオは昔から神奈川県に限れば文化放送リスナーは多くなく、
ニッポン放送が多いと思います(ラジオ日本よりも電波が強いですし)。
それにしても以前に比べたら総じてAMラジオの電波の入りは悪くなってます。
PC・スマホをネットにつないでRadikoから聴けますが。

封筒に入れて送られてきました。
240円分の切手を受信報告書と同封して送ったら、
80円分の切手が使われ、160円分の切手が返送されました。
封筒下の「ラジオ日本」ロゴの左に「日テレダベア」がいるのも、
日本テレビの子会社であることを物語っています。
「日テレダベア」との違いは、こっちは顔が四角くなっていて、
頭からバーアンテナが伸ばしています。
ただこういうバーアンテナはFMラジオを聴く時に伸ばすのであって、
ラジオ日本みたいなAMラジオを聴く時は、
内蔵アンテナかループアンテナなんだから違うんじゃないか?
と思う私は、野暮なんでしょうか。
ラジオ日本はほとんどが東京支社が担ってる為か、
東京のラジオ局の振りをした神奈川のラジオ局という感じで、
あまり神奈川県に地域密着してないので、
競馬・演歌・ラジオ日本ファン、特定の番組が目当てのリスナーは別にして、
FMヨコハマがFM局としての役割(音質の良さを生かして音楽をたくさん掛ける)と
神奈川県に地域密着したAMラジオ的な役割の両方を担い、神奈川県では、
ラジオ日本よりもFMヨコハマのほうが横浜・神奈川県の地元ラジオ局として
愛着を持つ方が多いのではないか?という気がします。
日曜日の昼下がりにラジオ日本の競馬中継を聴いたらCM中に、
債務整理・パチスロ必勝法の本・ワンカップかなんかの日本酒のCMが立て続けに流れ、
どんなリスナーが競馬中継を聴いてるのか、リスナー像が目に浮かびました(笑)。
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