箱根登山鉄道(箱根湯本~強羅) - 2013.07.08 Mon
小田原~箱根湯本間は小田急の車両で運行されます。
小田急からは特急ロマンスカーが新宿・北千住から箱根湯本まで乗り入れます。
以前は新宿から急行(通勤電車)が乗り入れましたが、現在は乗り入れていません。
通勤電車は新松田から数本乗り入れ、それ以外は小田原~箱根湯本の区間運転です。
箱根湯本~強羅は箱根登山鉄道オリジナルの車両で運行されます。
強羅から箱根山方面は箱根登山鉄道のケーブルカー・ロープウェイを乗り継ぎます。

小田原~箱根湯本で使われる小田急1000形4両編成。
本来なら、ステンレスむき出しで、窓下に青い線が引かれてますが、
箱根登山向けに赤くラッピングされています。

箱根湯本~強羅で使用される箱根登山オリジナル車両2000形の第3編成2005-2006。
2000形は「サンモリッツ」という愛称が付けられているそうです。
サンモリッツはスイスのリゾート都市名から付けられたそうです。

2000形第3編成の車内。セミクロスシートです。
2000形は3編成あり、第1・第2編成はロングシートです。

運転席の後。


運転席の後には正面を向いた座席が置かれ、箱根の展望を楽しむことができます。

運転席。

車両先頭の様子。




小田原~箱根湯本は緩やかなこう配ですが、箱根湯本から先はこう配がきつくなります。

箱根湯本の次、塔ノ沢駅ホームには深沢銭洗弁天(深沢弁財天)があります。

カーブを曲がりトンネルを抜けながら、箱根山を登山します。

早川橋梁で深さ43mの谷を渡ります。

深い谷を渡るので見下ろすと怖いです。


こう配を登り切ると最初のスイッチバック、出山信号場です。
強羅から山を降りる列車とすれ違い。


箱根湯本~強羅間は途中3回スイッチバックで折り返しながら、
ジグザグに箱根山を登山します。
先頭の展望席に座りましたが、スイッチバックで向きが変わるので、
ここから最後尾になります。
画像はありませんが、大平台駅で2度目のスイッチバックでまた先頭になります。

大平台駅で向きが変わって先頭から。急こう配を登ります。


3度目のスイッチバック。ここから終点強羅まで最後尾になります。



最後尾から撮影。急こう配を登って来たのが分かります。

結構登ってきました。



鉄道で一番きつい急カーブ。カーブを曲がると先頭車両が見えます。
急カーブに対応する為か、車両は短く、車両間に通り抜ける幌がありません。

最後尾からの車窓。こう配を登って来たのが分かります。

終点強羅駅。ここから先はケーブルカーに乗り換えです。

戻って彫刻の森駅からモハ2形108を撮影。
モハ2形は箱根登山鉄道の現役最古車両であり、
日本で定期運行される電車の中でも一番古い車両らしく、製造は1927(昭和2)年です。


彫刻の森駅から箱根登山バスで元箱根まで行ってロマンスカー特急券を買い、
また元箱根から箱根登山バスに乗って、箱根湯本駅まで戻りました。
元箱根を出発するとバスから芦ノ湖が見えました。
箱根の移動は個人的には鉄道よりもバスのほうが楽でした。



ロマンスカーに乗る為に箱根湯本駅に入ったらモニ1形事業用車がいました。

箱根登山鉄道1000形。「ベルニナ」号という愛称が付けられています。
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