小田急ロマンスカーVSE50000形 - 2013.07.07 Sun


小田急の特急ロマンスカーVSE50000形です。
この車両はロマンスカーもとい、小田急の看板車両・フラッグシップトレインです。
(上)小田原駅で撮影、(下)厚木駅で撮影。
VSEは"Vault Super Express" の略。天井がドーム状で高いです。
運転席が2階にあるので運転席の下は展望席となり、
一番前・一番後ろからの車窓が楽しめます。
前展望は乗車日1か月前午前10時に発売開始されると埋まるそうです。
次に後展望が埋まります。
前展望席・後展望席も通常の特急料金で、特別な料金は加算されません。
画像には載せてませんが、展望席の他にサルーン席があります。
サルーン席は、4人掛けのボックスシートに大型テーブルが置かれていて、
通路に面してガラスで仕切られている、セミコンパートメントみたいな席です。
3号車に3区画あります。料金は4人分の特急料金です。
4人で乗れば通常の特急料金と同額、3人以下でも4人分の特急料金が必要なので、
3人以下では1人当たりで通常より割り増しになります。
またロマンスカーの車内販売はワゴンですが(車内販売の無い列車もあり)、
VSEに限っては、巡回する車内販売員が注文を受けて、座席まで持って来てくれます。
コーヒーなどはカウンターでガラスコップに注いで持って来てくれます。
VSE車内限定でしか飲めないプレミアムコーヒー(330円)もあります。
万人受けするホットコーヒーだと思います。他の車両ではワゴンの車内販売員が
ポットから紙コップにコーヒーを注いで渡されます(300円)。
VSEのカウンターには売店機能があり、そこで購入することもできます。
売店・カウンターの反対側は立ち飲みカフェみたいになっていて、
車窓を楽しみながら飲むことができます。

硬券の特急券です。箱根観光船元箱根案内所の窓口で買いました。
係員が電話でやり取りして指定席を確保します。
箱根湯本・小田原→新宿の特急券と乗車券が硬券、それ以外は出札補充券です。
小田急の硬券の特急券乗車券が買えるのはMSEの記事で書いた通りこことJR松田駅。
小田急の出札補充券(クリックで画像にジャンプ)を任意の区間で買えるのはここだけ。
小田急の駅で出札補充券を買うのは難しいです。出札補充券好きにもここは有名。

箱根湯本で撮影したVSE。

車両側面にロゴ。ドア横に縦長で列車名と行き先が表示されます。


車内。通路側の方も車窓が楽しめる様に、座席が5度窓側に傾いているそうです。


背後から。背後に折り畳みテーブルがあります。
背後にテーブルが折り畳んでるのはVSEとMSE。
ひじ掛けの下に収納されてるのがEXE。
窓側に畳んでるテーブルしか使えないのがLSE。

窓側にもテーブルが折り畳んでますが、座席を向かい合わせにした時しか使えません。
画像の状態ではロックされています。



座席。
以前に書いたMSE程ではありませんが、VSEの座席も硬めです。
新宿~小田原・箱根湯本間でも飽きてくるかもしれません。
ヘッドカバーにVSEと刺繍されてます。




箱根湯本を出発した辺り。


箱根板橋手前付近の急カーブ。
カーブを曲がると先頭車両が見えます。

座席の下にもカーペットが敷かれています。登場から8年経ってるのでくたびれてます。
座席下にも敷かれているのはVSEとMSEのみ。EXEとLSEは通路のみカーペット。

相模川(本厚木→厚木)を通過。

多摩川(登戸→和泉多摩川)を通過。

代々木上原手前の東京メトロ千代田線の折り返し用留置線。(左)東京メトロ16000系
(右)常磐線各駅停車・千代田線直通専用JR東日本E233系2000番台。

2編成しか存在しない常磐線各駅停車・千代田線直通専用JR東日本209系1000番台。

VSEは今乗ってる車両とすれ違った車両2編成のみ。
どちらかが定期検査に入ってる時は、別の車両が代走することがあります。
駅で配布のロマンスカー時刻表の車型欄に▲Vがある列車が代走の場合あり。
▲が無くVのみのはVSEで走ります。2編成同時に定期検査をしない様なので。



新宿駅到着後に撮影したVSE。
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