相鉄羽沢横浜国大駅に行って、JR直通線で鶴見まで移動しました。 - 2019.12.09 Mon
寄った後、11月30日に開業した相鉄新横浜線・JR直通電車に乗りました。

二俣川から横浜方面に向かい2つ目の西谷から、
横浜方面と分岐して開通した相鉄新横浜線に入り、
次の羽沢横浜国大駅に到着。ここから先はJR線です。

羽沢横浜国大駅の周辺には何も無いです。コンビニまで1㎞とか?
横浜国大も住宅地の生活道路みたいのを15分とか歩くみたいです。
でも横浜市神奈川区です。横浜市です。秘境です。

11月29日まで駅前のバス停は羽沢貨物駅を名乗ってました。
11月30日の開業日から羽沢横浜国大駅前と名称変更しました。
羽沢横浜国大駅はJR貨物の羽沢貨物駅に隣接して、
羽沢まで来た相鉄線はここからJRの貨物線に入り新宿方面に向かいます。
ここからのバスは保土ヶ谷駅行の神奈中バスです。
1時間に1本しか来ません。秘境を物語ります。

相鉄とJR東日本の境界駅・羽沢横浜国大駅は相鉄が管理する駅で、
JRのきっぷは100㎞までの乗車券しか発売しません、しかも券売機のみ。
それ以外のJRの乗車券類はここでは買えません。
羽沢横浜国大からJRの運賃表を見ると、手書きで書き起こしましたが、

羽沢横浜国大から一番安いJRの駅は鶴見です。
鶴見で他のJR線と合流・分岐するからです。
ところが羽沢横浜国大を出た電車は鶴見には停まらず、
武蔵小杉まで停まりません。鶴見まで行くにはどうするか?

JR東日本では特例を設けてこの様に、
①羽沢横浜国大→武蔵小杉でJR直通線に乗る
②武蔵小杉→横浜と横須賀線で戻る
③横浜→鶴見で京浜東北線に乗る
という乗り方をすることになります。
不正乗車ではありません。JR東日本が規則で決めてます。
これだけ乗っても170円(きっぷ運賃)です。
もっとも図には示してませんが、
武蔵小杉から南武線で川崎に出て京浜東北線に乗った方が
手っ取り早いのですが、6の字経路になって、
羽沢→鶴見はそのルートでOKだけど、逆回りはアウトとか、
一般利用者には到底理解できないであろうことになってるみたいです。
かつて横浜線から東神奈川乗り換えで東京方面に行く場合、
一旦横浜まで出て東海道線・横須賀線に乗るのは不正でしたが、
実際こういうルートで利用するのが多いという現実があって、
追認した経緯があるので、羽沢~鶴見も川崎回りOKにしてもいいのでは?
と思う次第です。
では、早速乗っていきます。

羽沢横浜国大駅の改札外です。ここで相鉄とJR東日本で乗務員が交代します。
ちなみに相鉄の乗務を終えた乗務員3人が改札内から改札外の詰め所に行くべく、
改札を通る時、うち1匹のおっさん乗務員が「死ね」と言いながら改札を出ました。
カルトな団体の信者・構成員から集団ストーカー犯罪のターゲットにされると、
こういう言葉を吐くのをよく耳にします。
それと相鉄線で終点海老名で降りて先頭の改札に向かうと、
私が先頭の乗務員室の前を通るタイミングで、運転士が出てきて、
乗務員室からホームに出てきて、扉をバンと閉めることがよくあります。

羽沢横浜国大駅のホームは地下です。無機質ですね。

11時46分発の新宿行に乗ります。
羽沢横浜国大は朝・夜が1時間4本程度、日中が1時間2本で、
八高線とかローカル線レベルです。しかも初電が遅く終電が早い。
西谷からの相鉄新横浜線は2022年度に羽沢横浜国大から
更に新横浜まで延びて新横浜からは東急が日吉まで敷いて、
相鉄と東急目黒線で相互直通運転を行う予定です。
そうなったら大きく変わるでしょう。

新宿行が来ました。JR埼京線で走るE233系の車両です。
羽沢横浜国大を出ると横を走るJR東海道貨物線の線路に合流します。

貨物線のシェルターを抜けると鶴見付近で京急の電車が横を走ってました。

羽沢横浜国大から17分程で貨物線から横須賀線に入り武蔵小杉に到着。
12時03分。降ります。

新宿行をお見送り。

反対ホームの横須賀線でバックして横浜に向かいます。
12時06分発湘南新宿ライン横須賀線直通逗子行。

12時19分に横浜到着。

京浜東北線に乗換えて再度ターンします。

12時22分発大宮行に乗ります。

12時32分鶴見に到着。
羽沢横浜国大から鶴見まで10㎞にも満たない区間を
何度も行ったり来たりして46分掛けて参りました。

JR鶴見駅の東口に出ました。東口はCIALという駅ビルです。

JR鶴見駅東口と向かい合う感じで京急鶴見駅があります。

羽沢横浜国大から鶴見までのJR170円区間の乗車券。
駅員さんにお願いして頂きました。
相鉄線のタッチパネル券売機で「JR線」のところに触れて、次は金額に触れます。
相鉄の券売機で発行なのでJRのオレンジの券紙ではなく相鉄のピンクの券紙です。

羽沢横浜国大駅では硬券の入場券と、開業を記念して手書きの出札補充券を
発売してたので、両方買いました。
手書きの出札補充券は羽沢横浜国大から西谷までのおとな180円のみしか
発売せず、また実際に使うと回収されるとのことなので、
使わずに持ち帰りました。
駅の入場券は相鉄は150円なのに、羽沢が140円なのは、
安いほうのJR東日本の東京の電車特定区間の料金に合わせたのでしょうか?

裏面の注意書きを見ると、グリーン車とA寝台料金には通行税が掛かると
記載されてます。消費税が導入される前、贅沢品には物品税が10%掛かりまして、
鉄道もグリーン車やA寝台みたいな贅沢なサービスには贅沢税の通行税が
10%掛かってました。消費税導入とともに物品税・通行税は廃止となり、
乗車券・特急券・B寝台券などは消費税で値上げになった反面、
グリーン券・A寝台券は値下げとなりました。
10月に消費税が8%から10%に上がって、
かつてのぜいたく税である物品税・通行税と同じ税率となりました。
今の世の中、「生きること自体がぜいたくなのか?」と考えてしまいました。
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